情報通信工学研究室

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GPS/GNSSに関する研究開発をメインに行っています。

高精度測位チャレンジ(2023年度の結果)

分析結果 高精度測位チャレンジ 東京データ 簡易分析結果

参加を表明頂いた方へのご連絡(規則と結果提出の概要を書きました。詳細は公開されるデータにreadmeがあります) データを7月28日に公開しました。
申し込みサイトは以下です(8月31日までとします)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdjI-NkiF8w0asDKmy2ptKoQBclHegIB0Etkf-prkoaEg1Uug/viewform

1. F9P受信機のRINEX観測データを解析(東京と名古屋3セットずつ)

2. 移動側はtokyo1,tokyo2,tokyo3,nagoya1,nagoya2,nagoya3です。これらに対応した基準局のデータもbase1,…という名称であります

3. 基準局の精密位置(位相中心、トリンブルGeodetic Zephyr 東京はモデル2、名古屋はモデル3)は以下です。

4. 東京:35.66633425(deg). 139.79220181(deg). 59.905(m)

5. 名古屋:35.134709483(deg) 136.977574275(deg) 104.728(m)

6. 解析はForward方向のみのリアルタイム想定

7. その時刻において過去の情報は利用可能

8. 有償の外部解析ソフトは利用不可

9. 結果のファイルフォーマットはGPS時刻、緯度、経度、高度、測位フラグ(CSVファイル。フラグはRTKが1、FLOATが2、その他が3)の順に1行ずつ改行すること。緯度経度は少数第7位までは明記。上記以外のフォーマットは受け付けない。FIX解のみの提出でもよい

10. 結果ファイルはGoogle Formでの提出の予定です(アドレスをデータ公開日に連絡)。9月1日から30日の期限内に提出すること

11. リファレンスデータの説明(上記観測データと同時に公開)。このデータはチャレンジとは別の観測データとリファレンスデータを合わせて公開することで、みなさんの測位プログラムの性能向上に役立てて頂くことができます

12. さらにトレーニングされたい方は以下のデータを利用ください(東京お台場でのデータセット)。こちらもリファレンスデータが付加されています。データ取得は登録制です

https://github.com/MeijoMeguroLab/open_data https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdZBPDC7V8ZLTvrL2nCReJjlvam7t1f_ddInWzJKcS3B9ynqw/viewform

13. 複数名(チーム)で参加も可能 14. 他の参加者とチャレンジ終了まで方法や結果を共有(オープンに)しない

15. 本チャレンジの趣旨(測位技術向上)に反したものは優秀者から排除する可能性があります

16. 7月28日(金) データセットと上記11番のリファレンスデータを公開(メールで連絡します)

測位航法学会のシンポジウムとスポンサー

1. 送付頂いた結果より、一定(50㎝等)以下の精度がでている距離(そのエポックの速度で距離を出し加算)の観点より得点をつけます(実際に得点をつける方法については21日のデータ公開日のトレーニングデータでも確認頂くことができます)。

2. 得点の高い方上位3名を学会のシンポジウム(10月25-27日のシンポジウム期間中26日を予定)で表彰します

3. 上位3名の方にはスポンサーである株式会社マップフォー様(https://www.map4.jp/)より賞金があります

4. 賞金 : 1位 10万円  2位 5万円  3位 3万円(上位者の東京までの旅費。上限2万程度)

5. 上位の方だけでなく希望者に対して、どのように測位を工夫したかを発表頂くセッションをシンポジウムで設けます(このような情報交換の場がとても重要であると思います。測位チャレンジの発起人らの目的もここにあります)。セッションの最初にスポンサーである株式会社マップフォー様より講演をいただきます。

6. 上位の方への賞金の授与には、シンポジウムでの講演が条件となります。ただし、上位の方でやむを得ない事情で当日発表できないと運営が判断した場合には、5分程度の発表動画を作成頂くことで発表に代えさせて頂く対応を致します。

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